アップサイクル活動
ブレイルフレンドでは、捨てられてしまうものに手を加えて、新たに生まれ変わらせる「アップサイクル」に取り組んでいます。
※入手した材料でその都度考えているので、現在は販売終了したものがあります。
※「リサイクル」とどう違うの？
リサイクルは、不要になったものを一度原料の状態に戻し、それを原材料として新たに製品を作ります。
アップサイクルは製品に手を加えず、できるだけそのまま使います。
【素材提供のお願い】道路・建物の管理者様、建設・解体等の事業者様へ
道路や建物のメンテナンス・解体時に撤去した（不要な）点字ブロックを譲ってください。
破損しているものや色が褪せているのも大歓迎です（※１）
雨にも負けず風にも負けず、褒められもせず苦にもされず、人知れず視覚障がい者が安全に外出できるよう踏まれている点字ブロック。
役目を終えた点字ブロックに感謝を込めて、ブレイルフレンドが素敵なアップサイクル品としてよみがえらせます。
・主な点字ブロックがある場所は？
道路（歩道）・駅・ショッピングモール・銀行・病院・公共施設など
・何に使うの？
アップサイクル品として、インテリアやオブジェなどに生まれ変わらせます。
販売した売上を、新しい点字ブロックの交換費用に充てるなど、様々に活用します。（※２）
＜イメージ画像＞
お部屋のインテリアとして
・どんないいことがあるの？
①ゴミ削減：本来なら廃棄するはずの点字ブロックが、アップサイクル品として生まれ変わります。
②メンテナンス費用の負担軽減：アップサイクル品として販売した売上を交換費用に充てるなど、点字ブロックが有効活用できる「資産」になります。
（※１）当面の間は接着タイプの点字ブロックのみ募集します。
埋め込みタイプの点字ブロックは、保管場所と送料の確保が難しいため。
＜イメージ画像＞
接着タイプ（ゴム素材）の点字ブロック
＜イメージ画像＞
埋め込みタイプの点字ブロック
（※２）点字ブロック設置の一口オーナー（クラウドファンディング）のリターン（返礼品）として提供するなど、別途相談の上決定します。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
●レザー（革）の端材→ウクレレ・ギター用のピックに！
自動車を造るときに出る端材（レザーシートやシートベルトの切れ端）をアップサイクルする「トヨタグッドピースコンテスト」に応募しました。
イメージしたのは、モンゴルの民話「スーホの白い馬」
主人公のスーホが、死んだ愛馬の骨から、楽器を作る物語です。
「馬頭琴」という楽器に生まれ変わって、スーホと一緒に音楽を奏で楽しい時間をすごします。
レザー（革）も、もとは動物の命ですから、端材といえど大切に使いたいですね。
ブレイルフレンドは点字「楽譜」ですから、楽器（ピック）にしてみました。
点字の凸凸が、滑り止めの役割をします。
試作品として、作品展やイベント出店の会場で販売しています。
●アイスの棒→点字アート作品に！
食べ終わったアイスの棒は、作品やワークショップの材料として活躍しています。
カラーペンで点字や模様を描き、木工用ボンドで凸凸を作りました。
ボンドの樹脂が乾くと透明になり、下の色が透けて見えます。
完成した作品は、作品展やイベントで展示しています。
「点字でつくるスイカバーアイス」の材料としても活躍しています。
夏の暑さを乗り切るために食べたアイスの棒がたくさん余ってしまいました。
中でも、私のお気に入りアイス「パルム」。
パルムの棒は、普通の棒アイスよりもサイズが短くて幅太めです。
そんなパルムの棒を使って、何か作品を作れないか、と考えて完成したのがこちら！
パルムの棒を、月にかかる雲に見立てました。